立会外分売の活用方法! 利益を出すための具体的な方法あやたかの株ブログ
目次
1.立会外分売当日の下落を利用する方法
下記に立会外分売の特徴についてまとめてみました。
つまり立会外分売に当選しても平均して1%の利益しか出ないことになります。
ただ、単純に抽選に当選さえすれば平均1%の利益が出ると考えると大きいかもしれません。
しかし、さらに効率よく立会外分売を活用して利益を出す方法もあるので説明していきます。
まず上記の特徴から「立会外分売当日の株価の動き」について平均2%も下落しているところに注目します。
つまり単純に立会外分売前日に空売りをすれば、抽選に当たらなくても2%の利益が出る計算になります。
ただし、この方法は貸借銘柄(空売りができる銘柄)に限ります。
また、制度信用売りで空売りをした場合は逆日歩にも注意する必要がありますが、立会外分売が実施される銘柄で、空売りができる場合は高確率で利益を得られるので是非チャンスがあれば実施したい方法です。
2.立会外分売の利益を高める方法
立会外分売に当選しても利益少なかったり、さらにはマイナスだったらせっかく当選したのに悲しいです。
そこで立会外分売当選時の利益を高める方法について説明します。
立会外分売の申し込みは当日の8時20分頃(証券会社によりますが)までできることを利用します。
つまり申し込み締め切りの寸前まで見極めることが大切です。
見極めるための材料について下記に記載しました。
(1)日経平均先物価格は?(特に大型株の場合)
立会外分売実施銘柄が大型株の場合は、日経平均先物価格に影響される傾向があるので、日経平均先物価格が大幅に下落している場合では申し込みを見送った方がよさそうです。
特に輸出企業の場合は、ドル円相場も確認する必要があります。極端に円高が進んでいる場合は注意が必要です。
逆に日経平均先物価格が大きく上昇している場合はチャンスになります。
(2)マザーズ先物価格は?(マザーズ市場銘柄の場合)
立会外分売銘柄が新興市場銘柄(マザーズ市場銘柄等)の場合は、「東証マザーズ指数先物」価格を確認する必要があります。
「東証マザーズ指数先物」は2016年7月19日に上場した新しい銘柄で、午前5時30分まで市場は開いてます。
「東証マザーズ指数先物」が大幅に下落している場合は新興市場の株価に影響するので申し込みを見送った方がいいです。
逆に日経平均先物同様に上昇している場合はチャンスです。
(3)立会外分売実施銘柄の板(気配値)は?
株を注文するときに使用する板(気配値)のことですが、市場が開く前の8時から見ることができます。
立会外分売の申し込みは8時20分頃までのため、板(気配値)を見てどれくらいの価格で始まるのかある程度予測できます。
ただし、板(気配値)は市場が開く寸前で動くこともあるので、あくまでも目安になります。
3.立会外分売を取り扱っている証券会社
証券会社 | 申込終了時間 | 手数料 (10万円まで) | 手数料 (20万円まで) | 抽選方法 |
SBI証券 | 8時20分 | 139円※1 | 185円 | 記載無し※2 |
楽天証券 | 8時20分 | 139円 | 185円 | 記載無し※2 |
松井証券 | 8時30分 | 無料 | 300円 | 1口座1抽選権 |
ライブスター証券 | 8時30分 | 80円 | 97円 | 記載無し※2 |
マネックス証券 | 8時20分 | 100円 | 180円 | 1口座1抽選権 |
野村證券 | 8時20分 | 150円 | 324円 | 記載無し※2 |
大和証券 | 8時19分 | 1,000円 | 1,000円 | 記載無し※2 |
みずほ証券 | 8時20分 | 950円 | 950円 | 記載無し※2 |
丸三証券 | 8時00分 | 240円 | 240円 | 記載無し※2 |
アイザワ証券 | 8時20分 | 799円 | 799円 | 記載無し※2 |
ひろぎん証券 | 8時10分 | 162円 | 540円 | 記載無し※2 |
※1 SBI証券はアクティブプランなら10万円まで手数料無料です。
※2 抽選方法に記載が無い場合は、申し込み口数毎に抽選権があると思われます。つまり資金が多い方が有利です。
逆に1口座1抽選権の「松井証券」と「マネックス証券」は資金が少ない方におすすめです。
「松井証券」は立会外分売申し込み終了時間が8時30分のため、他の証券会社より遅くまで板(気配値)を確認することができます。
手数料も10万円までなら無料で、1口座1抽選権であるところも資金が少ない方に優しいです。
「ライブスター証券」は松井証券と同様に立会外分売申し込み終了時間が8時30分で、さらに手数料が格安です。
「マネックス証券」は手数料が安く、1口座1抽選権であるところが松井証券と同様に資金が少ない方におすすめです。
ラテ先生
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